公立校を目指して

兵庫県の公立高校を目指すには

公立高校は、内申点250点満点と3月中旬に行われる5教科受検250点満点のトータルで決定されます。

内申点の計算ですが、5段階評価で、
英語、数学、理科、社会、国語の5教科は4倍
音楽、技術家庭、保健体育、美術の実技教科は7.5倍で換算されます。
試験の点数ももちろんですが、提出物がしっかりできているか、ノートがきれいに取れているか、
授業態度、勉強への意欲、日常の生活態度なども重要です。
授業に真剣に取り組み、授業中に手を挙げて発言していて、提出物を必ず完成させて出していれば、
3より下の成績はつかないことになっています。

ところが、
たとえば、英語、数学、理科、社会、国語が5で、音楽、技術家庭、保健体育、美術が3のAさんの場合、

5×5教科×4倍  で100点
3×4教科×7.5倍 で90点
    合計190点

いっぽう、英語、数学、理科、社会、国語は3だけれど、音楽、技術家庭、保健体育、美術が5のBさんの場合は

3×5教科×4倍  で60点
5×4教科×7.5倍 で150点
    合計210点

というわけで、一見勉強がパーフェクトによくできるAさんのほうが、逆に内申点が低くなってしまいます。

また、当日の受検問題ですが、
兵庫県の英語はほとんど全てが長文の読解問題、
国語は、学校ではあまり習わない古文、漢文が40点分ほど出題されます。
理科は、実験内容を長い文章で書かれているため、知識があっても読解力がないと解けません。
社会は地理分野が中心で、暗記より理解が必要とされます。
数学は計算問題は20点ほどしかなく、あとは一次関数などの文章題です。

この5教科を単純に2で割って、250点満点とします。

部活点は、近畿大会出場以上で20点加算されます。

当塾では、1、2年の間は、主要5教科の提出物、ノートの記述法を中心に、実技4教科も試験前に対策します。
3年では、ふだんの勉強に加え、公立高校に照準を合わせた受験勉強をしています。